きまぐれゲーム&ライフ

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ゼルダの伝説 ゲーム&ウォッチは買うべきか否か

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ゼルダの伝説 ゲーム&ウォッチ


 ゼルダの伝説35周年を迎え、ゼルダの伝説仕様のゲーム&ウォッチの発売が決定しましたね。ゼルダの伝説ファンとしては気にはなっているが買うべきか決めかねている、という方もいるでしょう。

 本記事ではゼルダの伝説ゲーム&ウォッチ(以下 ゼルダゲーム&ウォッチ)を買うべきか否かを考察していきます。

 

 ゼルダ仕様ゲーム&ウォッチの特徴ですが、収録ソフトは「ゼルダの伝説ディスクシステム)」、「リンクの冒険」「夢をみる島(GB版)」「バーミン(リンクver)」となっています。また、ゲーム&ウォッチであるため、遊べるゼルダ時計と遊べるタイマーがついているといった内容です。ゲームとしての内容を見ると特別魅力的であるというものでも無いように思います。

 ゼルダの伝説は知っての通り35年もシリーズの続いている大人気シリーズです。そのため、今回の収録ソフトは当然のように3DSWiiUバーチャルコンソールや、switchのNintendo Switch Onlineで移植され数多くの任天堂ハードで安く遊ぶことができます。最新のゲームに慣れている人にとってはゲームとしての真新しさはないでしょう。

 しかし、それでも私はこのゲーム&ウォッチが魅力的に感じました。どこにそんな要素があるのでしょうか。

 

 私が思い至った魅力は2つあります。

 1つは昔の作品が昔のハードで遊べるという点です。私個人の感覚なのですが、最新ハードではるか古の作品を遊ぶことに非常に違和感を感じるのです。グラフィックもゲーム性もはるかに上回る最新のゲームを遊ぶことのできるハードを使用して、あえて不便なシステムの古いゲームを遊んでいるということに耐えがたい違和感を感じ、プレイ間を大いにすがれるのです。ゲーム自体は発売当時から現代まで愛される名作であることは間違いないのですが、ゲーム以外の環境によってゲームの面白さを十分に味わう小尾ができていないように感じるのです。しかし、ゲーム&ウォッチ型のハードであれば、ハードの見た目からレトロゲームであるため、ソフトとハードの間にギャップを感じることなくゲームを楽しむことができると感じたのです。

 2つ目は、今まで触れることがなかったレトロハードに触れることで、ゲームの歴史を感じられる点です。今ゲームをしている世代にとっては初めて触れるゲームがファミコンスーパーファミコンゲームボーイ、はたまたDSであったという人も少なくないのではないでしょうか。世代的に触れることができなかった教科書の中の存在に疑似的に触れることができるというのは他ではなかなか体験できない価値のある体験であるのではないでしょうか。かくいう私も初めてのゲーム体験はスーパーファミコンであり、ゲーム&ウォッチどころかファミコンにすら触れてきていない世代であるわけです。この体験はとても魅力的に感じられました。

 

 上記より私が述べたいのは、新作ゲームのような未だ見ぬハイクオリティなゲーム体験を求めてる方にはゼルダゲーム&ウォッチは正直お勧めしません。しかし、ゲーマーであり未だゲーム&ウォッチに触れたことがなく、任天堂ゲームの歴史の始まりに触れてみたいと感じる方には激しくお勧めしたいと思います。